Flutter初心者の学習記録 第4回:Dartのデータ構造(リスト、マップ、セット)
こんにちは、ジミーです!今回は、Dartの基本的なデータ構造である リスト(List)、マップ(Map)、セット(Set)について紹介します。これらはアプリ開発の中で頻繁に使う重要な要素なので、しっかり理解しておきたいところです。
🔢 List(リスト)
リストは、複数の値を順番に格納できる配列のようなものです。要素にはインデックス(0から始まる)でアクセスします。
リストの作成
List<String> fruits = ['りんご', 'みかん', 'バナナ'];
print(fruits[0]); // 出力: りんご
要素の追加・削除
fruits.add('ぶどう');
print(fruits); // ['りんご', 'みかん', 'バナナ', 'ぶどう']
fruits.remove('みかん');
print(fruits); // ['りんご', 'バナナ', 'ぶどう']
for文との併用
for (var fruit in fruits) {
print(fruit);
}
🗺️ Map(マップ)
マップは、キーと値のペアを持つデータ構造です。連想配列や辞書のようなものと考えてください。
マップの作成
Map<String, String> user = {
'name': 'ジミー',
'city': '東京'
};
print(user['name']); // ジミー
要素の追加・更新
user['email'] = 'jimmy@example.com'; // 追加
user['city'] = '大阪'; // 更新
ループでのアクセス
user.forEach((key, value) {
print('$key: $value');
});
🧺 Set(セット)
セットは、重複のない値の集まりです。同じ値を複数回追加しても、1つしか保存されません。
セットの作成
Set<String> colors = {'赤', '青', '緑'};
colors.add('赤'); // すでにあるため追加されない
print(colors); // {赤, 青, 緑}
セットの使いどころ
例えば、リスト内の重複を取り除きたいときに便利です。
List<String> animals = ['猫', '犬', '猫', '鳥'];
Set<String> uniqueAnimals = animals.toSet();
print(uniqueAnimals); // {猫, 犬, 鳥}
まとめ
- List:順番のあるデータの集まり。配列のように使える。
- Map:キーと値でデータを管理。情報のペアを扱うのに便利。
- Set:重複のないデータを扱いたいときに最適。
これらのデータ構造を理解することで、Dartのコードがぐっと柔軟になり、より実践的なアプリ開発に近づけます!
次回は、関数とクラスの基本について紹介する予定です。引き続き、Flutter学習ブログを通じて一緒に成長していきましょう!
それではまた次回👋