Flutter初心者の学習記録 第3回:Dartの条件分岐とループ処理について

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こんにちは!今回は、Dartにおける条件分岐ループ処理について学んだ内容を共有します。Flutter開発においても、ユーザーの入力に応じてアクションを分岐させたり、繰り返し処理を行ったりすることはよくあります。これらの基本的な構文をしっかり理解しておくことは非常に重要です。

条件分岐(if文、switch文)

Dartには、条件に応じて処理を分岐させるためのif文switch文があります。まずは、if文の使い方を見てみましょう。

if文

if文は、条件が真のときにのみ実行されるコードを指定できます。

int score = 85;

if (score >= 80) {
  print('合格');
} else {
  print('不合格');
}

上記の例では、scoreが80以上であれば「合格」と表示され、それ以外の場合は「不合格」と表示されます。

else if文

else ifを使うと、複数の条件を順番にチェックできます。

int score = 70;

if (score >= 80) {
  print('優');
} else if (score >= 60) {
  print('良');
} else {
  print('不可');
}

この場合、scoreが70であれば「良」と表示されます。

switch文

switch文は、特定の値に基づいて処理を分岐させるのに使います。複数の選択肢がある場合に便利です。

int day = 3;

switch (day) {
  case 1:
    print('月曜日');
    break;
  case 2:
    print('火曜日');
    break;
  case 3:
    print('水曜日');
    break;
  default:
    print('無効な日');
}

switch文は、caseで指定された値と一致する場合に、その処理を実行します。breakは、処理が終了したことを示します。defaultは、どのcaseにも一致しない場合に実行されるコードです。

ループ処理(for文、while文)

次に、Dartにおける繰り返し処理を見ていきます。ループを使うことで、同じ処理を何度も実行することができます。

for文

for文は、指定した回数だけ繰り返し処理を実行できます。

for (int i = 0; i < 5; i++) {
  print('カウント: $i');
}

上記のコードでは、iが0から4まで増加し、繰り返し処理が実行されます。i++は、iを1ずつ増加させる意味です。

while文

while文は、指定した条件が真の間、繰り返し処理を実行します。

int count = 0;

while (count < 5) {
  print('カウント: $count');
  count++;
}

この場合、countが5未満の間、繰り返し処理が実行され、countが1ずつ増加します。

do-while文

do-while文は、最初に1回処理を実行した後、条件を評価して繰り返すかどうかを決めます。

int count = 0;

do {
  print('カウント: $count');
  count++;
} while (count < 5);

この場合も、countが5未満の間、処理が繰り返されますが、do-whileは条件が最初にチェックされる前に一度は処理が実行されます。

まとめ

今回の学習では、Dartにおける条件分岐ループ処理の基本を学びました。if文やswitch文、そしてfor文やwhile文を使いこなせるようになることで、Flutterの開発がさらにスムーズになります。次回は、Dartのリストやマップ、セットなどのデータ構造について学びたいと思いますので、お楽しみに!

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